2008年 04月 09日
桜の木は不思議な質感をしている
その体には薄紅色の体液が流れている
それはぴんと張った枝先の
ちぎれそうに薄い花びらへとこぼれる
やがて風が吹き何千もの光が舞い散る
真っ黒な地面はいつしかぼうっと紅く光る
泣きはらした目のように
いつまでも降り注ぐ花吹雪は
やがて私の背丈よりも高く積もり
その上にわずかに見える梢は
それでも乾いた涙を散らすのでしょう
その体には薄紅色の体液が流れている
それはぴんと張った枝先の
ちぎれそうに薄い花びらへとこぼれる
やがて風が吹き何千もの光が舞い散る
真っ黒な地面はいつしかぼうっと紅く光る
泣きはらした目のように
いつまでも降り注ぐ花吹雪は
やがて私の背丈よりも高く積もり
その上にわずかに見える梢は
それでも乾いた涙を散らすのでしょう







